悪口を言う人の相手をして楽しめることはそう多くないでしょう。
楽しめる人とはかかわりたくないです。

悪口を言っても得する人などいません。
どこまでが悪口なのか、判断が難しいこともあります。

そもそもなぜ悪口を言うのでしょうか?
悪口を言う人の心理を分類し、対策を立てましょう。

悪口を言う人の心理

悪口を言う人には様々なタイプがいます。

優位に立ちたい

優位に立つために悪口を言う人がいます。
情報を操作して他人の立場を悪くし、踏み台にして自分の立場を良くしようとします。
悪口を言う人の中でも極悪と言える人です。

ストレス発散

たまったストレスを発散するために悪口を言う人がいます。
他人の行動に振り回されたり、無茶な命令をされたりして不満がたまり、悪口を言っています。
自分でストレスを発散する方法がないのでしょう。

批判することが好き

他者を批判することが好きで悪口を言う人がいます。
自分は正しいと思い込めるため、批判したくて仕方がありません。
すべてを批判的に見ているため、とてもネガティブな人なのです。

自己防衛

自尊心を守るために悪口を言う人がいます。
自分が劣っていることを認めたくなくて悪口を言っているのです。
他人に縛られているとも言えます。

情報収集

悪口というよりも陰口を言って、他の人がどう思っているか探る人がいます。
同調してくれる相手や陰口を言える人を探しているのです。
自分しかそう思ってないのではないかと不安なのです。

冗談

冗談で悪口を言う人がいます。
ブラックジョークというものです。

ただし、本気で悪口を言って、ごまかすために「冗談だ」と嘘をつく人もいます。
どこまでなら反撃されないか調べているのです。

悪口を言われた時の対策

聞き流す

悪口を言われたときは、聞き流すのが基本です。

悪口を言う心理をいろいろと挙げてきましたが、悪口は言うことだけが目的ではありません。
反応も求めています。
悪口を聞き入れれば悩みやイライラの種になります。
相手の苦しそうな顔を見たくて悪口を言っているのです。

悪口を悪口で返せばけんかになります。
悪口を言い返せば、相手と同じような程度の低い人になってしまいます。
一方的に悪口を言わせれば、相手だけが悪者です。

聞き入れる価値などないのですから、聞き流しましょう。

悪口を言う目的を考える

先ほども書きましたが、悪口は聞き流すのが基本です。
しかし、放置すると危険なものもあります。

「優位に立つための情報操作」と「冗談のふりして反撃までの度合いを調べている」場合です。

余裕があるのであれば、悪口を言う人の心理をある程度予測してみましょう。
放置しても危険にならないものであればそのまま放置して良いです。
危険な状態になる可能性がある場合は他の人に相談しましょう。

「優位に立つための情報操作」であれば濡れ衣をかぶせられるかもしれません。
「冗談のふりして反撃までの度合いを調べている」場合は際限なく嫌がらせをされるでしょう。

こういう下種な人のいる場所からいつでも離れられるならスルーでも構いません。
しかし、近所や職場など、離れることが難しい場合もあるでしょう。

余裕のあるときに悪口の目的を考え、必要であれば相談しましょう。