頭を止めるな!思考停止の原因と改善方法

考えることを面倒くさがっていませんか?

思考停止はとても危険です。
特に仕事中の思考停止は、大問題につながる場合があります。
それにもかかわらず思考停止している人が一定数います。

考えるという行為は、情報を集めて判断し、結果に責任を持つ行為です。
苦労と不安が伴い、とてもストレスがたまります。
思考停止状態になればとても楽です。

しかし、思考停止することは、個人と組織の両方を失敗に導いてしまいます。

なぜ思考停止してしまうのでしょうか?
原因と改善方法を紹介します。

思考停止を改善するには、今をより良くしたいと望むこと

思考停止を改善するには、今をより良くしたいと望むことです。

より効率良くしたい。
より楽をしたい。
もっと面白くしたい。
そんな望みが思考停止を改善します。

具体的には、以下の通りです。

  • 目標を掲げる
  • いつもと違うことをする
  • 視点を変える

思考停止の原因

変化を拒む

思考停止の原因の一つが、変化を拒むことです。

「昔から続いている」「こういうルールだから」と言って、過去の習慣を続けようとします。
習慣になった理由を考えず、継続を良しとしてしまうんです。

変化を拒めば、改善策を考えずに済みます。
何かトラブルがあっても、「昔からこうしている」と言えば、言い訳になりそうですよね。
考えるストレスから逃れようとして、思考停止になります。

周りに流さる

思考停止の原因の一つが、周りに流されることです。

人間関係にストレスを感じていませんか?
周囲の感情を気にして、言いたいことも言えないかもしれません。
自分の考えを抑え込めば、表向きは円滑な人間関係を築けます。

人の言うことに従えば、考えなくてすみますよね。
トラブルが発生しても、「言われたとおりにしただけ」と言い訳できます。
自分で改善策を考えても、提案を否定されて傷つくかもしれません。
なるべく傷つかず、言い訳できる方法が、「他人の意見に従うこと」何です。

恐怖から逃れるために、周囲に流され、思考停止します。

変えられないことばかり考えて、諦めた

思考停止の原因の一つが、変えられないことばかり考えて、諦めたことです。

過去は変えることができません。
現在でも、目先のことをいきなり変えたりできません。

過去を教訓にして、未来に備えることはできます。
しかし、終わった過去を変えようとこだわり過ぎて、消耗します。

他人を変えることはできません。
自分の行動を変えて、他人を誘導することはできます。
しかし、他人の考え方を変えようと必死になり、逆にこじらせてしまいます。

変えられないものを無理に変えようと悩み、諦めて、思考停止してしまうんです。

思考停止を改善する方法

目標を掲げる

思考停止を改善する方法1つ目は、目標を掲げることです。
目標を掲げることで、未来に意識を向けます。

かなえたい目標があれば、達成する方法を考えます。
目標達成のために情報のアンテナを張ります。
情報のアンテナを張れば、些細なことにも意識が向き、疑問を持てるようになります。

掲げる目標は、達成できそうなものにしましょう。
余りにも目標を高くすると、できない理由を探して諦めてしまいます。
諦めれば自己否定につながり、思考停止を悪化させます。

逆に、達成できそうな目標なら、ゴールに近づいているという気分になれます。
前に進んでいるという感覚、つまり自己効力感を持つことができるんです。
自己効力感を持てればモチベーションになり、さらに良くするにはどうしたらよいか考えるようになります。
自然に、思考停止状態から脱出できるんです。

いつもと違うことをする

思考停止を改善する方法2つ目は、いつもと違うことをすることです。
いつも何をしているか、違うことは何かを考えるようになります。

通勤ルートや食事メニューなど、似たものを選びがちなことを少しずつ変えてみましょう。

いつもと違うことをするためには、いつも何をしているか知る必要があります。
「いつも」を知るために、日々の行動を記録しましょう。

視点を変える

思考停止を改善する方法3つ目は、視点を変えることです。
「あの人だったら」という、自分以外の視点で考えてみましょう。

同僚、上司、部下、家族、友人など、「この人だったら」という視点を持つことです。

「あの人ならこう考えるはずだ。」
「いや、別のことを考えるかもしれない。」
「この子だとこのことは理解できないんじゃないか?」

立場や年齢、能力など、条件を変えていろいろとイメージしてみましょう。

まとめ

思考停止の原因と改善方法を紹介しました。

思考停止の原因は以下の通りです。

  • 変化を拒む
  • 周りに流さる
  • 変えられないことばかり考えて、諦めた

つまり、ストレスから逃れるために、思考停止するんです。

思考停止を改善する方法は以下の通りです。

  • 目標を掲げる
  • いつもと違うことをする
  • 視点を変える