昼寝ってどんな効果があるの?メリットとデメリットを紹介

昼寝を導入する企業や学校が増えてきていますね。
昼寝カフェや昼寝用グッズなどが増えつつあります。

健康には睡眠が大切。
寝不足気味な日本人にとって、昼寝は眠気覚ましに最適ですね。
では、他にどんな効果があるのでしょうか?
昼寝のメリットとデメリットを紹介します。

昼寝のメリット

勉強の効果が上がる

昼寝をすると勉強の効果が上がります。
脳内が軽く整理されるためです。

10分以上昼寝すると、脳内で記憶の整理や疲労物質の掃除が行われます。

何かを記憶するとき、起きている間は短期的な領域に保存されます。
寝ている間、記憶は短期的な領域から長期的な領域に移動されます。
つまり、寝ているときに記憶が定着するんです。

また、昼寝することで短期的な領域に空きができます。
空いたスペースで新しいことを覚えられるので、学習の効果が上がりますね。

勉強で脳を働かせれば、多くの疲労物質が出ます。
疲労物質が脳に多く残っていると、集中できません。
ごちゃごちゃした部屋で、うるさい音楽を聴きながら勉強しても、集中できませんよね。

昼寝することで疲労物質が掃除されます。
脳の部屋が整理されるので、集中力が上がるんです。

美容効果あり

昼寝は美容に効果があります。
代謝が良くなるためです。

昼寝することで副交感神経が働き、自律神経が整います。
自律神経が整えばストレスが軽くなりますし、血行もよくなります。

なお、昼寝の美容効果の理由に、成長ホルモンの分泌があります。
もし、成長ホルモンの分泌による美容効果を狙うなら、1時間以上昼寝しましょう。
成長ホルモンの分泌が活発になるのは、深い眠りのときだからです。
30分以内の昼寝では深い眠りに到達しません。

昼寝のデメリット

寝すぎると疲れる

昼寝で寝すぎると疲れてしまいます。
深い眠りに入ってから起きるためです。

昼寝を30分以上すると、眠りが深くなります。
眠りが深くなると、脳が休息モードに入るため、すぐには起きれません。
無理に起こせば、準備不足なので頭がぼーっとします。

認知症になる確率も、昼寝をしなかった場合の2倍になるそうです。
適切な昼寝時間は20分です。
寝すぎに注意しましょう。

夜眠れないかも

昼寝すると、夜寝れないかもしれません。
睡眠圧が下がるためです。

睡眠圧とは、睡眠物質「アデノシン」が脳に蓄積されることで感じる眠気です。
アデノシンは、脳が働いたときに出るゴミのようなものと思ってください。
脳にゴミがたまって眠くなる、ということです。

寝ると、脳に溜まっていたアデノシンが取り除かれます。
昼寝で寝すぎて大量のアデノシンが無くなれば、寝る時間になってもアデノシンは溜まっていません。
アデノシンの蓄積による眠気が弱いので、夜に寝れないかもしれないんです。

睡眠不足を昼寝で解消したくても効果は小さい

「昼寝の有効性は分かったし、睡眠不足の解消にも役立ちそう。」と考えるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
睡眠不足を昼寝で解消したくても、効果は余りありません。
十分な時間が必要だからです。

昼寝には集中力アップや記憶力の向上など、様々な効果があります。
しかし、睡眠不足を解消しようとすると、それなりの時間が必要になります。
具体的には、90分です。

睡眠の1サイクルである90分間を確保できるなら、昼寝も睡眠不足の解消に効果があります。
しかし、普通に働いていれば、90分も昼寝の時間は取れませんよね。
昼寝は一時しのぎとし、夜にぐっすり眠るためにいろいろ試したほうが有意義でしょう。

まとめ

昼寝のメリットとデメリットを紹介しました。

昼寝には学習効果や美容効果があります。
ただ、寝すぎると疲れてしまい、逆効果になるかもしれません。
疲れが取れすぎて、夜寝れない可能性もあります。

睡眠不足の解消を期待するかもしれませんが、睡眠不足解消には十分な昼寝時間が必要です。

昼寝は適切な時間なら大きな効果があります。
しかし、夜の睡眠を妨げることは避けたいですよね。
夜にぐっすり眠ることを優先したいところです。