HIIPA

健康的に痩せるなら、適度な運動が必要です。
ですが、筋トレってつらいですよね。
しかも、まとまった時間が必要なので、始めようという気がわかないかもしれません。

そこでHIIPAを試してみませんか?
HIIPAについて説明し、具体的なやり方を紹介します。

HIIPAとは普段の活動の負荷を上げること

HIIPA(High Intensity Incidental Physical Activity)とは、高負荷偶発的身体活動を英語にしたものです。
簡単にいえば、普段の活動の負荷を上げることです。
例えば、

  • 歩く代わりに走る
  • 階段を1,2段抜かしでのぼる
  • 家事のスピードを上げる

つまり、NEATのレベルアップ版と思ってください。

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HIIPAはエクササイズ並みに有効

HIIPAはエクササイズ並みに有効です。
30分間まとめて走っても、30秒や3分の運動を積み重ねて合計30分にしても、健康効果に大きな差はないためです。

「脂肪を燃やすなら20分以上の有酸素運動をしないと」と思うかもしれません。
体が温まるまで時間がかかりますからね。
しかし、5~10分程度の有酸素運動をこまめに行っても体脂肪は減ります。
まと待った時間を確保する必要はないのです。

また、長時間の有酸素運動が脂肪燃焼の絶対の法則でもありません。
HIITを聞いたことはありませんか?
1回の時間はわずか4分で高い脂肪燃焼効果があるエクササイズです。
HIITで心肺機能が上がり、代謝UPで脂肪が燃えます。

心肺機能が上がれば代謝が上がります
20秒の階段ダッシュを1日3回、週3回で心肺機能がアップしたという実験(R)があります。
HIIPAでも心臓や血管が鍛えらるのです。

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HIIPAを増やす3つのポイント

通勤や買い物のときに歩行の負荷を上げる

HIIPAを増やすポイントの1つ目は、通勤や徒歩のときに歩行の負荷を上げることです。

すでに走ることを紹介しましたが、いきなり走ると足を痛めるかもしれません。
なので、以下の方法はどうでしょうか?

  • 歩幅を広げる
  • 早歩きをする
  • 坂の多いのルートを選ぶ

階段の上り下りの負荷を上げる

HIIPAを増やすポイントの2つ目は、通勤や徒歩のときに歩行の負荷を上げることです。

エレベーターの代わりに階段を使うだけでもいい運動です。
しかし、もっと負荷を挙げられます。

  • 1,2段抜かしでのぼる
  • 駆け上がる

短時間でできるので、休憩時間に非常階段や駅ビルの階段で運動できます。

家事のスピードを上げる

HIIPAを増やすポイントの3つ目は、家事のスピードを上げることです。

日々、掃除や洗濯がありますよね。
ルンバや洗濯乾燥機など、ある程度は手間を省けます。
しかし、風呂・トイレの掃除、衣類をしまう作業など、手間を0にはできません。

寒い冬でも掃除の直後は平気だったことはありませんか?
普通の掃除で寒さが平気になるくらいですから、速く動けば息が乱れる程度になります。
家事の時間も短縮できるので、タイムアタックしてもいいかもしれません。

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まとめ

HIIPAについて説明しました。

HIIPAとは日常の負荷を上げることです。
HIIPAを増やせば、NEAT以上のダイエット効果があります。
筋肉に負荷をかけることで筋力アップも見込めます。

HIIPAは忙しい日々の合間に実行できます。
しかも、動作を速めるものが多いので、時短につながります。
ジム通いが続かないなら、HIIPAで体を鍛えてもいいかもしれませんね?