夏の暑い日もそうですが、職場の温度が高いなどで汗をかくこともあるでしょう。
汗をかいたときに困ることの1つは、ズボンの張り付くことです。
ひざとズボンが汗で張り付くと、ズボンに引っ張られてひざを曲げられなくなります。
ひざを曲げられないと、しゃがむことができません。
前かがみになり、腰に負担がかかります。
また、座るときにひざが引っ張られてしまいます。
ひざとズボンが汗で張り付くときには、どのように対処すればよいでしょうか。
ズボンのべたつきを落とせば、汗で張り付くことを防げる
ズボンの汗汚れを落とせば、汗で張り付くことを防げます。
汗汚れがべたつきの原因だからです
スーツを洗う時って、クリーニングに出しますよね?
クリーニング屋にスーツを出すと、ドライクリーニングされます。
ドライクリーニングは油で洗うクリーニングなので、汗の汚れは落ちません。
とれるのは塵と埃なんです。
ズボンのべたつきを落としたいなら、水洗いする必要があります。
お店でウェットクリーニングを頼みましょう。
自宅の洗濯機でも、乾燥無しなら洗えます。
安物のスーツなら自分で洗うのもありです。
汗のべたつきやにおい、放置していいんですか?
ひざとズボンが張り付かないようにステテコなどで覆う
ひざとズボンを直接つけないようにすれば、張り付く心配もありません。
ステテコかひざ用サポーターを使いましょう。
ステテコならユニクロなどの服屋で、
ひざ用サポーターはカワチなど薬局で、
それぞれ販売しています。
ステテコを選ぶなら、材質と前あきであるかどうかをよく確認したほうが良いです。
材質なら、ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維が乾きやすくておすすめです。
綿100%なら肌に優しいですが、乾きにくいので蒸れます。
また、前あきを選ばないとトイレのたびにステテコを下さなければなりません。
制汗剤をひざにつければ、ズボンが汗で張り付くこともないけれど・・・
張り付く場所に制汗剤を使えば、張り付きを防ぐことができます。
即効性なら一番でしょう。
しかし、いくつかネックなところがあります。
制汗剤は汗腺を塞ぐ
制汗剤には、汗を抑える「収れん剤」と、雑菌を抑える「抗菌剤」や「殺菌剤」が含まれています。
これらを含むパウダーで汗腺を塞ぎ、汗とにおいを抑えます。
汗を防げばべたつきを抑えられますよね。
しかし、汗腺を塞いでしまうため、肌に負担がかかります。
頻繁に使うと「かゆみ」「黒ずみ」などが生じ、肌に悪いです。
また、抗菌剤や殺菌剤は、においの原因となる菌だけでなく、常在菌まで減らします。
常在菌が減れば、においの原因になる菌が増えやすくなります。
制汗剤をつけるために手間がかかる
制汗剤をつけるために、ズボンを脱がなければならなりません。
出かける前につけるか、トイレの個室を使うことになります。
また、制汗剤をつける前に、汗と汚れを拭き取る必要があります。
汗を拭く手間と、汗拭き道具を持ち歩く手間が増えるんです。
つける頻度を減らすために制汗剤を多めにつけることもできますが、衛生的によろしくない状態になります。
ズボンが汗で張り付くときの対処法 まとめ
ズボンのべたつきには、水洗いかステテコを使うのが手軽な対策です。
ズボンが張り付く感じはストレスになります。
ちゃちゃっと対処してしまいましょう。