思い込みが激しい人の心理と対処法~職場で仕事を共にしたら

だれでも、思い込みの激しい人に会ったことが一度ならずあると思います。
もしかしたらあなた自身が思い込みの激しい人なのかもしれません。

思い込みが激しい人と話すのは疲れますよね。
話すにしても、心の準備くらいはしたいものです。
しかし、職場で仕事を共にすることになったら、文句を言っていられません。

思い込みが激しい人とは、どのように付き合えばよいのでしょうか?
心理と対処法を紹介します。

思い込みが激しい人の対処法は感情的な要素を排除する

思い込みが激しい人の対処法は、感情的な要素を排除することです。

具体的な対処法は以下の通りです。

  • 最初によいところを肯定して冷静にさせる
  • 作業内容をマニュアル化
  • 数種類の手順を自分で考えさせる

思い込みが激しい人の心理

自分本位

思い込みが激しい人は、自分本位です。

自分の考えが絶対に正しいと考え、他人の意見を聞き入れません。
他人の視点という考えがなく、「他人も自分と同じ考えのはずだ」と決めつけます。
他の可能性を考えないため、視野が狭いです。

また、信じた情報を疑わずに突っ走ります。
意見や反論をなかなか素直に受け入れません。

行動力があるという点はよいのですが、壁にぶつかっても冷静に考えることができません。

自意識過剰

思い込みが激しい人は、自意識過剰です。

「自分は好かれている」または「自分は嫌われている」と思い込みます。
良くも悪くも、自分は注目されていると考えているんです。
自分は他人をそこまで見ていないにもかかわらず・・・。

ネガティブ

思い込みが激しい人は、多くの場合、ネガティブです。

被害妄想が激しく、意見が通らなければ、自分が否定されたと認識します。
感情的で他の人のことなど考えず、「なんで自分だけ」と考えるんです。

思い込みが激しい人の対処法

最初によいところを肯定して冷静にさせる

仕事の仕方に指示を出すときには、最初に相手の行動を肯定しましょう。
その後、「こうすればもっとよくなる」と改善方法を理由付きで説明します。
もしくは、「こうしてくれると助かる」と自分の気持ちを載せて指示を出すのも良いです。

思い込みの激しい人は、仕事のちょっと悪いところを指摘されただけでも、自分の人格を否定されたように感じます。
些細なことでも言葉の裏を勝手に妄想します。
思い込みのリスクを少しでも減らすために、否定的な言葉をさけましょう。

作業内容をマニュアル化

作業を教えるときは、作業内容をマニュアル化しましょう。

口頭で教えると、間違って伝わるかもしれません。
人間の記憶はあいまいなので、言葉自体が全く別のものになることもあります。
そもそも「言った言ってない」の問題になるので、口頭のみで教えるなどありえませんが。

ただし、作業内容にミスが生じた時、「マニュアルに書いてあったよね?」と聞くのはNG。
責められたと思い込み、聞き入れなくなります。

数種類の手順を自分で考えさせる

数種類の手順を自分で考えさせてみませんか?。

思い込みが激しい人は、あまり考えたくないと思っています。
これはある意味、仕方がありません。
ネガティブなので、考え始めればどんどん勝手に落ち込んでしまうためです。

不安から目をそらすため、思い込みで行動する癖ができたんでしょう。
しかし、ずっと思い込みで仕事されても困ります。
「説得の時は3つの選択肢を用意し、うまく誘導すると要望が通る」などと理由をつけ、数種類の手順を自分で考えさると良いです。
ただし、添削をお忘れなく。

まとめ

思い込みが激しい人の心理と対処法を紹介しました。

思い込みが激しい人は自分本位で自意識過剰です。
また、一部の自信家を除いてネガティブです。

職場で一緒に仕事することになったら、以下の対処法を試してみましょう

  • 最初によいところを肯定して冷静にさせる
  • 作業内容をマニュアル化
  • 数種類の手順を自分で考えさせる

なお、思い込みが激しい人の心理
思い込みで話す人になっているかもしれません。
思い込みで話す癖を治すには、メンタルを強化し、ストレスに強くなることが有効です。

例えば、筆記開示というストレス解消法を試してみませんか?
ただ、結構面倒な手法なので、もっと簡単な方法を選んでも良いでしょう。