格安SIMを使えば通信料を節約できます。
せっかく乗り換えるなら、今までの携帯番号を使いたいと思いませんか?
格安SIMに電話番号を引き継ぐときの注意点と、手続きの流れを説明します。
挑戦してみませんか?
電話番号引き継ぎをしなくても格安SIMを使える
大手キャリア(docomo・au・softbank)から格安SIMに変更するとき、電話番号の引き継ぎ(MNP:Mobile Number Portability)が面倒に思っていませんか?
別に引き継ぎしなくても、格安SIMを使えますよ。
新規登録するだけなので、使うだけなら簡単です。
今までのスマホを解約するまでは2台持ちになるだけですから。
もちろん、電話番号の引き継ぎにもメリットがあるので、
電話番号引き継ぎのメリット
電話番号の登録が必要なサービスを利用中なら手間が少ない
賃貸や保険、スポーツジムなどの契約で、電話番号を書いた覚えはありませんか?
契約関係で、連絡先の電話番号を要求される場合がありますよね。
格安SIMの乗り換えで電話番号の引き継ぎをしない場合、それぞれの契約時の電話番号を変更する必要があります。
具体的には以下の通りです。
- 勤め先
- 賃貸
- 銀行
- クレジットカード
- 保険
- 電気・ガス・水道
- その他定期的な支払い契約
住所変更するときの手続き先と同じはずです。
変更には電話をかけるか、WEBサイトで手続きする必要があります。
電話番号を引き継げば、変更しなくて済みますよ。
知り合いに連絡する必要がない
電話番号を引き継げば、知り合いに連絡しなくて済みます。
連絡がなければ知らない番号です。
変更連絡をせずに電話を掛けたら、着拒されるかもしれません。
まぁ、LINEを使っている場合は、LINEの登録番号を変えるだけです。
連絡の必要はありません。
格安SIMで電話番号引き継ぎをするときの注意
手数料がかかる
格安SIMの電話番号の引き継ぎには、手数料がかかります。
大手キャリアから別の大手キャリアへ移るときや、格安SIM同士でも同じです。
電話できない期間ができるかも(対策あり)
電話番号の引き継ぎの方法次第では、電話できない期間が発生します。
手続きを格安SIMの会社に任せる場合です。
スマホが届くまでは使えるSIMカードが手元にないので、どうしようもありません。
電話できない期間が嫌なら、SIMカードを受け取って自分で手続きしましょう。
買い替えが必要かも
今のスマホでは、新しい会社のSIMカードが使えないかもしれません。
SIMロックを解除できない場合や、新しい回線との互換性がない場合は、新しいスマホを買う必要があります。
格安SIMはdocomoやauの回線を借りているだけなので、回線が変われば使えない可能性があります。
使えるか調べるのも面倒ですし、仕方がないんです。
新しいスマホの機能に興味ありませんか?
電話番号引き継ぎの方法
どの格安SIMに契約するか決めておく
先にどの格安SIMに契約するか決めておきましょう。
電話番号の引き継ぎには「MNP予約番号」という必要です。
実はこの予約番号、有効期限が短いんです。
名目上の有効期限は約2週間と長めですが、格安SIMと契約するときには10日以上の余裕があることを要求されます。
「MNP予約番号」の再発行は無料ですが、もう一度もらうのは手間ですよね?
また、格安SIM次第では、自分で手続きすることで事務手数料が要らなくなります。
自分で手続きするときに必要なエントリーパックは、コンビニやamazon、家電量販店などで買えますよ。
窓口でMNP予約番号を受け取る
MNP予約番号を受け取ります。
大手キャリアなら、支店で受け取ります。
当然引き止められますので、言いくるまれないように気をつけましょう。
格安SIMと契約するときにMNP手続きに申し込む
格安SIMと契約するときに、MNP手続きに申し込みます
申し込みの画面や書類にMNP予約番号の入力欄があるので、入力するだけです。
後は普通に契約するときと同じです。
まとめ
格安SIMに電話番号を引き継ぎたい
引き継ぎのメリットは
- 契約関係の変更の手間がなくなる
デメリットは
- 手数料
- 電話できない期間ができる可能性(回避可能)
- 今のスマホが使えない可能性(買い替え前提では?)
実質、契約変更の手間をかけるか、お金を払うかの選択ですね。
格安SIMに電話番号を引き継ぎたいときは、以下の手順に沿ってください
- 契約する格安SIMを決める(契約自体はまだ)
- 今のスマホの会社から「MNP予約番号」をもらう
- 格安SIMと契約する
今使っている電話番号に愛着があるかもしれません。
手続きすれば、格安SIMでもそのまま使えます。
電話番号をそのままにすれば、契約関係の変更もいりません。
逆に言えば、現状維持を良しとすることになります。
ほんの少しの違いでも、行動力をつけるきっかけになりますよ。
今のままでいいんですか?