コーヒーナップのやり方をエナジードリンクでできるのか?

「コーヒーナップが有効なのはしてるけど、コーヒーは苦手」
「エナジードリンクじゃダメなの?」

コーヒーのカフェインに目覚まし効果があることは有名ですよね。
昼寝と組み合わせれば、回復の効果がもっと上がります。
しかし、コーヒーが苦手な方もいますよね?

カフェイン入りの飲み物はコーヒーだけではありません。
その中の一つが、エナジードリンクです。
代用可能でしょうか?

コーヒーナップの仕組みを説明した後、その質問に答えます。
また、定番のエナジードリンクを紹介します。

そもそもコーヒーナップとは

コーヒーナップとは、コーヒーと昼寝を組み合わせる、最強の回復テクニックです。
やり方は簡単。
コーヒーを飲んですぐに昼寝をするだけです。

この方法が有効な理由は、カフェインの仕組みにあります。

人間の脳は働くときに睡眠物質「アデノシン」を作ります。
このアデノシンの量が増えることで、疲れと眠気を感じるんです。
アデノシンがどのくらい増えたかは、受容体と結びついた量で判断します。

カフェインはアデノシンの代わりに受容体と結びつくことができます。
そうすることで、アデノシンの量を勘違いさせます。
脳が「アデノシンはまだ少ない」と誤認した結果、眠気が覚めるんです。

カフェインが効いてくるのは、飲んでから約20分後です。
昼寝の回復効果が高くなる時間も15~20分です。
つまり、昼寝の直前に飲むとちょうどいい時間に起きれます。
寝起きもすっきりします。

コーヒーナップでエナジードリンクを飲むのは有効。ただし個人差あり。

コーヒーナップの飲み物はコーヒーだけではありません。
エナジードリンクでも可能です。
ただし、絶対ではありません。
エナジードリンクのカフェイン含有量が少ないためとカフェインの効きに個人差があるためです。

エナジードリンクってカフェインの量が少ないです。
100ml中のカフェインが約30mg(日本の市販品に限定)です。

対して、一般的な缶コーヒー(190ml)には、およそ100-150mgのカフェインが含まれています。
エナジードリンクで缶コーヒー並みのカフェインが欲しければ、350ml以上のサイズを選ぶ必要があります。
そのため、エナジードリンクはコーヒーナップ向きではありません。

しかし、それもカフェインに対する強さ次第です。
カフェインに弱い人ならば、エナジードリンクのカフェイン量でもすっきり起きれます。
逆にカフェインに強い人は、眠眠打破のような目覚ましドリンクでも起きれないかもしれません。

要するに、試してみなければわかりません
エナジードリンクが好きなら、挑戦する価値はあると思います。

エナジードリンク以外でコーヒーナップが可能な飲み物

エナジードリンク以外でコーヒーナップが可能な飲み物は以下の通りです。

  • コーヒー
  • 栄養ドリンク(リポビタンD)など
  • 目覚ましドリンク(眠眠打破など)
  • カフェオレ
  • 緑茶
  • 紅茶
  • カフェインサプリ

カフェインが含まれている飲み物なら、コーヒーナップが可能です。
コーヒーの苦みがダメなら、カフェオレがオススメです。
カフェオレのカフェイン含有量は意外に多いですよ。

緑茶、紅茶でもコーヒーナップが可能です。
ただ、カフェインの量が少ないため、人によっては効果がイマイチかもしれません。

カフェインサプリを使えば、コーヒーなどの苦みが苦手な人でもコーヒーナップできるようになります。
ただし、量を間違えれば夜の睡眠に悪影響だし、時には中毒になるかもしれません。
使い方にお気をつけください。

コーヒーナップにオススメなエナジードリンク3選

モンスターエナジー

カフェインの含有量は、100ml中36mg

レッドブル

カフェインの含有量は、100ml中32mg

ゾーン

カフェインの含有量は、100ml中30mg

まとめ

コーヒーナップの飲み物はエナジードリンクでも代用できるはずです。
ただ、カフェインの強さ次第なので、試さなければわかりません。
カフェイン入りの飲み物はいろいろあるので、自分に合ったものを探すといいでしょう。

なお、1日の摂取量に注意しましょう。
米国食品医薬品局(FDA)は「健康な大人では、1日当たり400mgまでなら健康への危険な悪影響はない」としています。
子供や妊婦、体調を崩している人はもっと少なめです。
400mgを上限の目安として、うまくカフェインと付き合いたいところですね。

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