勉強が苦手な人ほど役立つ睡眠学習法~インターリービング睡眠

インターリービング睡眠をご存じですか?
勉強効率を上げる、睡眠の仕方です。

勉強が苦手な人ほど、インターリービング睡眠が役立ちます。
「勉強効率を上げる」とは、勉強時間の短縮になるからです。

インターリービング睡眠とは何か説明し、タイミングと活用例を紹介します。
苦手なことの時間を少しでも減らしたくありませんか?

学習したことは寝てるときに定着する

「練習してもできなかったことが、翌日にできた」という経験はありませんか?
学習したことは寝てるときに定着します。

一流ピアニストは睡眠時間を削ってまで練習すると言います。
一方で、ある世界的なバイオリニストは4時間しか練習しないそうです。
違いは集中力の高さと睡眠にあります。

高い集中力で経験の質を上げ、睡眠で定着させているんです。
どんなにたくさん勉強しても、眠らなければ忘れてしまいます。

途中で寝たほうが記憶に残る:インターリービング睡眠

スワヒリ語の記憶をする実験で、ある方法をしたグループが別グループの2倍も良い成績をとったそうです。
その方法とは、学習中に睡眠をはさむことです。

途中まで勉強した後、一旦眠り、勉強を再開します。
すると、単語の記憶量が2倍になったそうです。
おそらく、以下のことが理由でしょう。

  • 記憶を定着させてから勉強することで、新しく覚える情報が減った
  • どこまで勉強したか思い出すため、想起学習にもなった

勉強の途中で寝たほうが、記憶に残りやすいようです。
この方法を、インターリービング睡眠といいます。
インターリービング(不連続な形)にするための睡眠なので、インターリービング睡眠です。

学習効率が2倍とは驚きですね。
勉強時間が半分になるということですから。
勉強が苦手な人ほど、役立つテクニックです。
苦手なことを長々と続けたいですか?

インターリービング睡眠ができるタイミング

軽い勉強してから夜の睡眠

夜の睡眠は、記憶の定着に重要なものです。
活用しない手はないと思いませんか?

就寝前に軽く勉強して、翌朝に続きをするんです。
起床直後なら意志力も回復しているため、勉強に取り掛かりやすくなります。

ただし、「軽い」勉強です。
夢中で勉強すれば、脳が興奮してぐっすり眠れなくなります。
睡眠不足では、翌日以降の学習効率が落ちてますよ。

昼食→勉強→昼寝

昼寝の前に勉強しませんか?

昼寝の回復効果は大きなものです。
午後の作業のために、集中力を回復させたい人も多いはず。
この昼寝の前に、少し勉強しませんか?

つまり、昼休みを↓のように過ごします。
昼食→勉強→昼寝→勉強の続き
時間のやりくりが大変ですが、スキルアップに有効です。
「勉強」を「午後の予定立て」に置き換えれば、作業効率を上げられるでしょう。
昼寝の効果をもっと高めませんか?

ポモドーロ・テクニックの休憩中

ポモドーロテクニックの休憩中も、インターリービング睡眠を活用できます。

インターリービング「睡眠」といいますが、本当に寝る必要はありません
新たな情報を遮断して、脳に情報を整理させればいいんです。
4~6分間、横になって目を閉じるだけでも、勉強効率が上がります。

ポモドーロ・テクニックの休憩時間にぴったりですね。

インターリービング睡眠活用例

寝る前に単語帳を作り、起きてから英文を読む

英語の学習にインターリービング睡眠を活用する例を書きます。

  1. 朝に読む英文を決める
  2. ざっと読み、単語帳を作る
  3. 寝る
  4. 起きたら、作った単語帳をチェック
  5. 決めておいた英文を読む

要するに、寝ることで単語を覚えて、すぐに復習するんです。

読書や他の勉強にも応用できます。
勉強なら、基本問題を解いて眠り、起きてから応用問題を解きます。
読書なら、「質問集」を作れば、メタ認知読書の効率が上がるでしょう。

寝る前に次の予定を立てる

仕事に役立てるなら、寝る前に次の予定を立てましょう。
寝てる間に整理されて、実行しやすくなります。

ポモドーロ・テクニックで休憩した後、作業の再開ならすぐにできます。
しかし、切りいいところで休む場合は、次の作業を考えることになります。
ここでインターリービング睡眠を活用するんです。

次の作業を考える→寝る→考えの再開

次の大まかな作業が記憶に残るため、やるべきことが見えやすくなります。

目標や理想像を頭に定着

目標や理想像を頭に定着するときも、インターリービング睡眠が役に立ちます。
学習内容の定着に役立つなら、目標の定着にも役立ちますよね。

普段から意識することで、目標の達成率が高まります。
ならば、インターリービング睡眠で目標を定着させれば、達成しやすくなると思いませんか?
ダイエットの体重記録や、節約用の家計簿と似たようなものです。
記憶に定着させることで、普段から意識できます。
かなえたい目標はありませんか?

まとめ

インターリービング睡眠とは何か説明し、タイミングと活用例を紹介します。

インターリービング睡眠とは、勉強の途中にわざと睡眠をはさむことです。
途中に睡眠をはさむことで、それまでの勉強を記憶し、続きから再開できます。

実際に眠らなくても学習効率が上がります。
なので、就寝や昼寝だけでなく、5分程度の小休止でも活用可能です。

勉強の効率アップだけでなく、仕事の再開や設定目標の定着にも使えます。

好きなことに時間を使うために、苦手な時間を減らしたくありませんか?