「あの人はずる賢い」
そのような言葉を耳にしたことはありませんか?

ずる賢いと呼ばれる人は、世渡りが上手で、うまく人を使います。

「ずる賢い」とは印象の悪い言葉です。
しかし、その人は本当にずる賢いと言えるのでしょうか?

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一般的なずる賢い人の特徴

一般的にずる賢いと言われる人には、以下のような特徴があります。

  • 状況や相手に合わせて自分を変える
  • 見えないところで手を抜く
  • 人を利用する

詳細を順番に見ていきましょう。

状況や相手に合わせて自分を変える

強者に従い、弱者を雑に扱います。

会社であれば、上司の言葉に素直に従い、部下や後輩の言葉を聞きもしません。
学校であれば、教師や先輩に従順で、同級生や後輩を見下します。

相手の悔しそうな表情を見るために、怒りをあおるような行動や表情をします。
怒られたときはしおらしそうに振る舞い、それ以上怒られないようにします。

お世辞やご機嫌取りが上手です。

見えないところで手を抜く

アピールがうまいです。
偉い人の目の届く範囲では、努力しているように振る舞います。
偉い人の見えない場所では手を抜きます。

人を利用する

自分の利益のために人を巻き込み、仕事を押し付けます。
利用価値がなくなれば見捨てます。

人のせいにする

利益は自分に、責任は他人に向けます。
そのために噂を流し、根回しします。

ずる賢いって何?

以上、ずる賢いと言われる人の特徴を挙げました。
しかし、上記の行動をする人が、本当にずる賢いのでしょうか?

ずる賢い人の特徴は、見方を変えると賢い人の特徴になります。

賢く人を育てる人は、ほめ上手で叱り上手です。
賢く働く人は、優先順位が明確で無駄なことをしません。
賢く人を使う人は、1人1人の得意分野を考慮して相談し、頼ります。
賢く行動する人は、最良の利益が何か見極め、責任のありかを間違えません。

本当にずる賢い人とは

ずる賢いと思われた時点で、本当の意味ではずる賢くありません。
悪印象を持たれなければ、本性に気づかれないためです。

相手の悔しがる様子を見たくてこっそり本性を見せる人は、全然賢くありません。
特定の誰かに気づかれれば、いずれ他の人にも気づかれます。
もしくは、気づけないような人しか周りにいなくなります。

悪印象を持たれた時点で、賢いとは呼べないのです。
気づかれれば、「ずる賢い」から「ずるい」や「愚か」に成り下がります。

「ずるい」という気持ちは、単なる嫉妬や妬みです。
他人の嫉妬をあおる人は、優越感という目先の利益に飛びつき、長期的に見て大損します。

本当に「ずる賢い」人は、成功を収めた人と区別のつかないものなのかもしれません。

ずる賢い人に利用されないために

多少の付き合いでは、ずる賢い人かどうかわかりません。
しかし、気づいたときにはいいように利用されていたという状況は避けたいものです。
ずる賢い人に利用されないために、普段から以下のことに気をつけましょう。

相手の言動に流されず、自分で考えて行動する

ずる賢い人に利用されないためには、相手の言動に流されず、自分で考えて行動することが大切です。

自分で考えて行動すると言うと、難しく聞こえるかもしれません。

わかりにくいことをきちんと質問し、目的や作業範囲を明確にしましょう。
安易に依頼を引き受けないようにしましょう。
相手の顔をうかがうよりも、仕事をきっちりやり遂げるために行動しましょう。

面倒がらずに議論したり、こまめに質問に向かうことも大切です。
操りづらい人間だと認識されれば、ずる賢い人は必要以上に関わってこなくなります。

不用意な言動を避ける

不用意な言動を避けましょう。
悪者に仕立て上げられる可能性を無くすためです。

ずる賢い人は、手柄のために善意を踏みにじり、弱みを利用してきます。
弱みを握って反論を封じ、大きな失敗を擦り付けてくるかもしれません。

大事故や犯罪の責任をかぶせられないためにも、不用意な言動を避けるべきです。